毎日とか毎月とか、きちんと記録をつけている方は素晴らしいですね。
ズボラだったり、予想外に儲かってしまったり、書類作成は翌年2月にするという自分ルールがあったり、さまざまな理由で今から2019年分の確定申告の準備をする方のために、今年のminneの計理に関する注意点をまとめました。
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minneの売上振込手数料
銀行振込のたびに引かれる「振込手数料」。
実は2019年内に何度も金額が変わっています。
- 2019年9月30日の発送分まで 税込172円
- 2019年10月1日の発送分から 税込175円
- 2020年1月31日の売上お振込分から税込220円
minneの「よくある質問」には既に手数料220円と記載されているため、混乱することもあるかと思います。期間ごとに上記の金額で計算すれば、合うはず……
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minneの販売手数料
商品代金に対してかかる「販売手数料」。
こちらも増税の影響で途中から金額が変わりました。
- 2019年9月30日の発送分まで 10.8%
- 2019年10月1日の発送分から 11%
- 2020年1月1日の発送分から 9.6%+税(送料も対象)
小数点以下切り捨て
四捨五入でも切り上げでもなく、切り捨てです。
ひとつの注文の商品代金合計×手数料
複数商品を一度にカートに入れた注文は、商品代金の合計×手数料です。
商品ひとつずつに手数料をかけてから合計すると計算が合わなくなります。
minneの入金明細ページの「手数料」は、販売手数料・振込手数料の合計です。
「入金額」の金額がそのまま振り込まれているはずです。
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CSVの送料ダブリに注意
minneでダウンロードできるCSVファイルは、購入された全ての商品のデータが記録されていて、Excelなどで開けば何がいくらで売れたか一目瞭然。金額をコピペすれば申告書類作成の準備も簡単です。
ただし、複数商品が一緒に購入された場合に要注意です。
csvは、1行にひとつの商品のデータが入力されています。
複数商品が一度に注文されると、その注文の「送料」「注文の合計」が複数商品すべての行に入力されてしまいます。
例えば、1人のお客様に1000円の商品を一度に3つお買い上げいただき、同梱で送料500円だった場合。
CSVでは、3つの商品それぞれに送料500円・注文の合計3500円の数値が入っています。
そのため、数値をうっかりそのまま利用すると、同梱したのに商品数分の送料(500円×3=1500円)がかかったことになってしまったり、めちゃくちゃ利益が発生している(3500円×3)ことになってしまったりします。
勿論ひとつずつの注文を丁寧に確認しながら入力すれば気づくことかとは思いますが、見落とすことだってありますよね、人間だもの。
計算が合わないときはダブっていないかチェックしてみてください。